散策路、温水路が作る風情ある風景が特徴的な農業用水の水温を上昇させる為の施設となっています。
元々八幡平市の河川を流れる水は冷水帯と言われており、農業用水として使用するには適さないと言われておりました。その為、階段のように何段も続く温水路を作り、そこに河川の水を流すことで太陽光と外気温によって水温を緩やかに上昇させ、その水を各用水路から田畑へと供給することで農業用水として使用できるようにしている場所がこの明治百年記念公園です。温水路が終わるあたりには大きな水車が設置されており、市内の世帯の平均使用電力に換算して10数世帯分の電力を賄う小水力発電設備も備わっています。